「人を助ける」そんな機械を作り続けたい
まずは、産業用の省力機械、ロボットの製造。
商品コンセプトは、高性能で有りながら、シンプルな設計で軽量 ・低コストを実現することです。
次に、医療福祉機器の開発と製造です。高齢者、障害者の自立を促す機器を中心に開発を進めて来ました。
高齢者、障害者の皆様にとって大切なことは、機器を使用してでも如何に自力で日常生活を送ることが出来るか、そして、身体機能を改善してゆき、最終的に社会復帰していただく事です。
介護の必要な高齢者は毎年増加の傾向にありますが、人的な対応には限界があります。
介護者の労力をどこまで軽減できるか、また介護者なしでどこまで自力で生活できるか、私達福祉機器メーカーにとってこの問題解決は大きな使命と考えています。
代表者挨拶
【世の中に無いこだわりの商品を】
弊社は創業以来、事業の柱である工場の自動化機器の設計製造を行いながら、一方で社会が求める世の中に無いこだわりの商品の開発をしてまいりました。
常に意欲的に多分野にわたる新商品の開発を続けております。
以前に私があることから脳障害の回復についての研究に参加したことがきっかけになり、障がい者の自立を目指した商品の開発を始めたことが福祉機器製造に参入したきっかけになりました。
福祉機器の事業はお金儲けが目的と思ってはおりません。
まず利用者の方がそれを使用することでどこまで1人で生活ができるかが大切であります。
【障がい者の自立を支援したい】
障がい者の方は保護よりも自立すること望んでいます。
それをかなえてあげることが、結果的には事業の継続に繋がると信じております。
高齢者用の福祉機器は世界一といわれるくらい細かい分野にいたるまで品揃えが豊富ですが、障がい者用は遅れています。
その理由は人口比が圧倒的に少ないためであり、まだまだ日本の障がい者福祉は遅れているといわざるを得ません。
その様な観点に立ち今まで高齢者用も含め種々の福祉機器を開発してきました。
現在20機種を超えるまでになっています。
特に自慢できるのは脳障害児向けの呼吸トレーナーです。
正しい呼吸パターンを繰り返しインプットすることで脳障害の症状が大きく改善してきます。
現在海外に半数は販売していますので、海外進出のきっかけができた所です。
【新エネルギー分野への進出も】
世界の流れを見渡す時多くのニーズが見つかります。
今取り組もうとしているものは新エネルギーの分野です。
化石燃料、原子力以外に実に多くの可能性があるのですが、意外と進んでいないのが現状です。
面白い分野だと思います。
弊社はまもなく創業30年になります。
仕事を通じて皆様のおかげで多くを学ばせていただき、おかげさまで貴重なノウハウが蓄積されました。
今後は社会に恩をお返しすべく、常にチャレンジ精神旺盛に喜んでいただける商品の開発に全力をあげてまいります。
会社概要
社名 | キシ・エンジニアリング株式会社 |
代表者 | 代表取締役 岸 征男 |
設 立 | 1985年11月22日 |
資本金 | 1,000万円 |
取引銀行 | 山陰合同銀行出雲支店、JAいずも本店 |
業務内容 | 各種機械・設備の設計、製造 / 新商品の開発 / 監理、コンサルタント業務 |
取扱品目 | 医療福祉機器、産業用ロボット、省力機械、農業機械、 その他一般機械 |
設 備 | 機械加工設備全般 / 板金加工設備全般/ 塗装設備 |
キシ・エンジニアリングの歩み
1985 | 会社設立。機械の設計業務開始 |
1987 | 産業機械の設計製作開始 |
1990 | 医療福祉分野の各種機器開発開始 アメリカThe Institutes for theAchievement of human potential (人間能力開発研究所)と業務提携し、人工呼吸器の開発着手。人工呼吸器の販売開始 |
1997 | リフト付電動車いす「リフティ」シリーズ開発・販売開始 |
2003 | 立上り補助椅子らくらく、販売開始 |
2004 | リクライニング昇降座椅子ゆうゆう、販売開始 |
2006 | サドル付歩行器、入浴リフト、温熱昇降座椅子、販売開始 |
2008 | 新型呼吸器RM200、アクティブクッション、対面ハンドル、販売開始 |
2010 | 上がりかまち用踏み台付き手すり・ステップ、販売開始 |
2012 | すいすい手すり、販売開始 |
2015 | 自動供給薪加温機、販売開始 |